デイヴィッド・エドモンズ著『シュリック教授殺害事件』刊行記念ブックトーク

2025.12.12 18:00-19:30
30名程度(オンラインはとくに制限なし)
なし
京都大学吉田キャンパス「ぶんこも」(文系校舎1階)およびZoom

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デイヴィッド・エドモンズの『シュリック教授殺害事件』(児玉聡・林和雄 監訳、晶文社)刊行記念ブックトークです。登壇者は児玉聡・朱喜哲・吉川浩満の三氏です。オンラインでも参加できます。

参加登録フォームはこちら

デイヴィッド・エドモンズ著『シュリック教授殺害事件』(児玉聡・林和雄 監訳、晶文社)の刊行を記念したブックトークを、12月12日(金)に開催します。

ウィーン学団の中心人物モーリッツ・シュリックの暗殺事件をめぐる知的ドラマと、20世紀哲学史の知られざる一面に光を当てた本書の背景と魅力を語ります。

会場・オンラインいずれでもご参加いただけます(参加費無料)。

事前参加登録はフォームより受け付けます。
Zoom参加をご希望の方には、後日URLを送付いたします。

書籍概要

デイヴィッド・エドモンズ 著

児玉聡/林和雄 監訳

シュリック教授殺害事件――ウィーン学団盛衰史』(晶文社、2025年8月発売)

20世紀最大の哲学ドラマ

なぜ彼は殺されねばならなかったのか?――1936年6月22日、論理実証主義を掲げる「ウィーン学団」の哲学者モーリッツ・シュリックが元教え子に射殺された。ナチス台頭期の不寛容と反知性主義を象徴する事件を軸に、現代英米哲学のルーツとなった思想運動の興隆と蹉跌を活写する。

学団の枠を超え、アインシュタイン、フロイト、ハイデガー、ウィトゲンシュタインら、時代を画した知性の運命が激しく交錯する哲学的群像劇にして、ふたたび危機の時代を迎えた私たちの現在に鋭く問いを投げかける圧巻の歴史ノンフィクション。

登壇者

児玉 聡(こだま・さとし)

京都大学大学院文学研究科・教授

1974年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。京都大学大学院文学研究科准教授などを経て現職。博士(文学)。専門は倫理学、生命倫理学。著書に『功利主義入門』(ちくま新書)、『オックスフォード哲学者奇行』(明石書店)など。

朱 喜哲(ちゅ・ひちょる)

大阪大学社会技術共創研究センター・招へい准教授 ほか

1985年大阪生まれ。大阪大学招へい准教授ほか。博士(文学)。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。著書に『人類の会話のための哲学』(よはく舎)、『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』(太郎次郎社エディタス)、『100分de 名著 ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』(NHK出版)などがある。『大阪の生活史』に聞き手として参加。

吉川 浩満(よしかわ・ひろみつ)

晶文社編集部

晶文社編集部。文筆業にも従事。著書に『哲学の門前』(紀伊國屋書店)、『理不尽な進化増補新版』(ちくま文庫)ほか。山本貴光とYouTube/ポッドキャストチャンネル「哲学の劇場」を運営。

Information

日時
2025.12.12 18:00-19:30
会場
京都大学吉田キャンパス「ぶんこも」(文系校舎1階)およびZoom
参加費
なし
定員
30名程度(オンラインはとくに制限なし)
ご注意
途中参加・退出自由です。
事前参加登録はフォームより受け付けます。
Zoom参加をご希望の方には、後日URLを送付いたします。
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