「研究公開企画みらぼ」は、京都大学11月祭の本部企画として11月祭の11/22(土)~11/24(月・振休)に「ぶんこも」にて開催されます!
本企画では、京都大学の第一線で活躍している研究者の方々が、ポスターセッション形式で自身の研究を発表します。企画開催時間はいつでも出入り自由。実験や実物の資料などに直接触れたり、研究者の方と気軽に話したりすることもできる、貴重な機会です。
京大らしい多種多様な研究を、11月祭のこの機会にふらっと覗いてみませんか。
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発表者

山口弘誠・仲ゆかり
京都大学防災研究所教授・京都大学防災研究所助教
タイトル:2050年の豪雨制御-洋上カーテンの不思議 講演紹介:地球温暖化が進み、2050年には極端豪雨災害の頻度が増加すると推測されています。我々は気象制御技術の研究開発を進めています。どのような道具を使おうとしているのか、そして、気象への介入が人間社会や自然と親和していくのかについて紹介します。道具の一つである洋上カーテンのミニチュア模型を実演します。 日時:11/22(土)14:00~17:00

金子守恵・高松奈央
京都大学アジア・アフリカ地域研究資料センター准教授・京都大学工学研究科修士1年
タイトル:アフリカの生活道路建設の技術開発と運用に関する学際的研究 講演紹介:この研究は、アフリカにおける生活道路(村から幹線道路までの道)を、住民自身で直すことのできる建設技術と植物由来の改良材を開発すると同時に、住民が補修しながらその道を使い続けるために運用モデルの構築をめざしています。地盤工学、人類学、アフリカ地域研究の専門家が連携して学際的な研究を展開しています。 日時:11/22(土)14:00~17:00

赤岡佑治
京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科博士3年
タイトル:ゲームを通じて考えるアフリカ熱帯林の狩猟活動の未来 講演紹介:アフリカ熱帯林において、狩猟は地域の人びとの暮らしに欠かせませんが、行きすぎれば森から動物たちが消えてしまいます。私は、カメルーン東南部で地域の人たちの狩猟を模したゲームの開発とその実装を通じて、どうすれば狩猟活動と野生動物の保全を両立できるか地域の人たちと一緒に探っています。 日時:11/23(日・祝)14:00~17:00

佐藤慧
京都大学文学研究科博士3年
タイトル:「持ち家志向」はどのようにしてできたのか? 一戦後日本社会を例に 講演紹介:家を買うことは、進学、就職、結婚などと同様、人生の目標・転機とみなされてきましたが、第二次世界大戦前の日本の都市部では借家に住んでいるほうが一般的でむしろ持ち家取得は例外的でした。では、どのように持ち家に住むことは日本社会で一般的になったのでしょうか?そして、なぜ持ち家を買うことが「常識」のようになったのでしょうか? 日時:11/23(日・祝)14:00~17:00

児玉聡・荻野琴・Nam Seungmin・立場貴文・鈴木英仁
京都大学文学研究科教授・特定研究員・特定研究員・研究員・研究員
タイトル:幸せな「人生のしまい方」って? 講演紹介:高齢期や人生の最期には様々な決断を迫られますが、こうした意思決定を適切に行うためには支援が必要です。しかし、今日では社会情勢の変化などの要因により、これまで家族が担ってきた支援が受けられないケースも増えてきています。この背景の下、最期まで幸せに生きるために必要な備えや支援のあり方を考えます。 日時:11/24(月・振休)14:00~17:00