概要
生活史研究の第一人者であるかたわら、小説・エッセイなどの創作活動を行う岸政彦教授(社会学専修)と、文芸評論家としてさまざまなジャンルの著作を上梓しつつも、研究論文の執筆経験もある三宅香帆さん(国語学国文学専修卒業)のお二人を「ぶんこも」に迎えます。論文や研究書を書くことと、創作活動をすることの関係について語り合っていただきます。
登壇者

岸 政彦
社会学者・作家/京都大学文学研究科教授
専門は沖縄社会論、生活史、社会調査方法論。主な著作に『同化と他者化』『街の人生』『断片的なものの社会学』『質的社会調査の方法』『ビニール傘』『はじめての沖縄』『マンゴーと手榴弾』『図書室』『リリアン』『地元を生きる』『大阪』『東京の生活史』『生活史論集』『沖縄の生活史』『大阪の生活史』『にがにが日記』『所有とは何か』など。

三宅 香帆
文芸評論家/京都市立芸術大学非常勤講師
1994年高知県生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士前期課程修了。天狼院書店京都支店長、リクルート社を経て独立。小説や古典文学やエンタメなど幅広い分野で、批評や解説を手がける。著書『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』など多数。